人間ドックにはいくつかのオプション検査がありますが、その中でも最近人気が高くなってきているのがPET検査と呼ばれるものです。PET検査は癌を発見するために行われる検査であり、人体にブドウ糖を注射した後で放射線を照射し、ブドウ糖が多く蓄えられている細胞を探すことで癌を探します。人体の細胞はブドウ糖を取りこむ性質がありますが、癌細胞は通常の細胞と比べると多くのブドウ糖を取り込みます。そして癌が悪性化していけばそれだけブドウ糖を取り込む量は増えていきますから、PET検査を実施すると体内の癌細胞の有無と、癌細胞があったのであればその悪性度を調べることができるのです。

そのため人間ドックを受診する人が過去に癌を発症したことがあったり、癌のリスクを知りたいと感じているのであれば非常に有効な検査となっています。ただ絶対に受けた方が良いのかと言われればそうでもありません。それは何故かというと、PET検査は人間ドックのオプション検査の中でも比較的高額になりやすいというのが一つの理由です。1万円以上の追加費用がかかりますから、特に癌の心配が無い人がわざわざ支払って受けるべきかと言われれば違います。

またCTやMRI、超音波検査といったような検査でもある程度癌の特定はできますし、そこで問題があればPET検査で精密検査をするというような形にすることもできるでしょう。加えてPET検査はブドウ糖を使って検査をするという方法上、肝臓や腎臓などのブドウ糖を蓄積しやすい器官に関しては判断が難しい部分もあります。PET検査は癌の特定に非常に役に立つことは間違いありませんが、しかし全員が無理をして受けるべきものでもないのも確かです。そのため興味がある場合はまず医師に相談をしてみてから受けるべきかどうかを決めるようにしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です